自立・就職支援

いつかは就職したい…

「働く意欲がない」、「なまけているだけ」と言うイメージが付きまとうひきこもりですが、実際は多くのひきこもりの方が、「いつかは就職したい」、「働かなければならないと思っている」、「経済的に自立して親を安心させたい」と考えています。

それでも働くことへの不安や新たな人間関係づくりのストレスが大きすぎて、なかなか次の一歩が踏み出せないという状況にあるのがひきこもりの方の現状だと思います。

つながり広場”ゆきわり”では、自立や就職に向けて悩んでいる方たちが、一歩いっぽ自立や就職に向けて進めるよう、スモールステップで取り組めるプログラムをご用意しています。

自然に触れあいながら、作物の成長を感じ、収穫の喜びも感じられる農業体験は、ひきこもりの方やニートの若者と相性のいい体験メニューです。

あるていど体力は必要ですが黙々と作業をすすめられるところも取り組みやすさの理由になっていると思います。

社会参加の第一歩としてボランティア活動はいかがでしょうか？
ゴミ拾いや清掃などの作業系のボランティアなら、あまり気負わず作業に集中して取り組めますし、イベントのお手伝いなどのボランティアであれば様々な方とのコミュニケーションが体験できて、外でのコミュニケーションのトレーニングにもなります。

ボランティア体験は自立に向けた社会参加体験のプログラムとしておすすめの活動です。
気軽に参加できるのもいいですし、家族や支援スタッフ以外の社会人と交流を試す機会にもなりますし、何よりも参加することが地域や社会への貢献になるので、感謝もされますし、やりがいもあります。

ひきこもり支援室ゆきわりでは、仕事に触れ合うプログラムとして、職場見学や職場体験などもできます。
連携先のもりおか若者キャリアサポートセンターには、140社以上の企業が登録していて、見学や体験を受け入れてくれています。

長いブランクでいきなり働くことに不安があるとか、本当に仕事ができるのか、職場の人とうまくコミュニケーションが取れるのか自信がないなど、就職に関して悩んでいる方は、一度実際の職場の見学や体験をして自分の力やスキルを確認してみてはいかがでしょうか。

ひきこもり等支援室ゆきわりでは、もりおかユースポートが運営するもりおか若者キャリアサポートセンターと連携して就職や社会参加に関する様々なセミナーにもご参加いただけます。

履歴書の書き方や面接の受け方、仕事の選び方なのどの就職に関するセミナーや、ビジネスマナーや報連相の仕方など職場でのコミュニケーションに関するセミナー、ボードゲームやグループワークなどを活用したコミュニケーションゲームなどによるコミュニケーション・トレーニングなど様々なセミナーをご用意しています。