先日、とある通信制高校さんの卒業式に出席してきました
卒業生1人だけの小さな卒業式です
中学時代から不登校になり、高校も中退してひきこもりになっていた彼に会ったのは、今からもう7年前です
そこから月一回の家庭訪問を繰り返し、緩やかな交流を続けてから3年ほど経った頃、彼の方から高校に行きたいと話がありました
いろいろ相談して毎日通うのはやはり難しいだろうと言うことで通信制高校を選択することに
折り悪しくご家族が体調を崩されて学校への見学が難しくなり、ご家族に代わって私が一緒に学校見学に付き添いました
幸い不登校支援や若者支援で通信制高校さんとは日頃から連携があったので、付き添いがご家族でなくても問題なく対応していただけました
そんな彼が無事に高校卒業を迎えたということで、通学していた学校とご家族から卒業式に招いていただきました
入学から卒業までも他の方よりちょっと時間もかかったようですが、周囲の支えや本人の頑張りで無事この日を迎えられていました
ご家族の方はこの日を迎えられたことが奇跡かのように涙ぐんで喜んでいらっしゃいました
私はときどきお話を聞きにいって、知りたいことにお答えしてきただけで、このような晴れの場に招いていただいて感謝されるのは恐縮の至りなのですが、若者の一つの節目に立ち会えたことは本当に感慨深い思いがありました
もちろん卒業後の自立に向けたサポートも、もりサポ(もりおか若者サポートステーション)でこれから継続していく予定です
不登校、ひきこもり支援から就職の支援まで同じ団体で連携してさせてもらえるのもありがたいところです
Hくん、ご卒業おめでとうございました!