ひきこもり支援バーチャルボードミーティング

ひきこもり支援バーチャルボードミーティング

2024年3月23日 (土)

第1部 10:00~12:00 ひきこもりをわかりやすく

第2部 13:00~15:00 支援をもっと効果的に

第3部 15:30~17:30 理解者と支援者を増やす

全部の回に参加できなくても、どの回からでも一部だけでも参加いただけます。

定員:10名

バーチャルボードミーティング(virtual board meeting)とは

バーチャルボードミーティング(virtual board meeting)とは仮想執行役員会のこと。参加者のみなさんに仮想の「盛岡ひきこもり支援構想委員会」の執行役員になっていただいて、今後の盛岡のひきこもり支援について知恵を出し合っていただくワークショップです。

あなたはそこの執行役員として地域のひきこもり支援の方向性を決める立場にあります。現在の立場や役職を離れてあなたが現状のひきこもり支援を改めて考えるとしたら、どんな支援を考えますか? 支援者、利用者、関係者、地域住民、さまざまな立場を超えて、ひきこもり支援の可能性について考えられたらと思います。みなさんの知恵と経験をお貸しください。

スタッフK
スタッフK

バーチャルボードミーティングとは、自分が責任者の一人となってある意味、理想を語る場です。

ただ、その取り組みの執行役員ですから、実現が難しい夢物語を騙るのではなく、現実に実施するとしたらどうするか? という視点で意見を出し合う会議となります。

普段からひきこもり支援にかかわっている方は、一度現場を離れて俯瞰した視点から、まったくの門外漢の方には外からの新しい視点でひきこもり支援について、一緒に考えられたら楽しいんじゃないかと思っています。

第1部

「6カ月以上にわたり社会的交流がない状態」という国が示すひきこもりの定義。定義を見直すことで支援やアプローチが変わるんじゃないか? みんなが腑に落ちる新たなひきこもりの定義ついてご意見をください。

スタッフK
スタッフK

国が示しているひきこもりの定義はザックリまとめると「6カ月以上にわたり社会的交流がない状態」というもの。

これはこのような状態にある人というカテゴリーを示しているだけで、その課題や状況にはまったく言及していない定義です。

たとえるなら「海にすむ哺乳類」とか「水辺の鳥」ぐらい曖昧でとらえどころがありません。

その曖昧さがひきこもりの問題の理解の進まなさや支援の難しさにつながっているような気がしています。

ぜひ、参加者の皆さんでわかりやすく腑に落ちる「ひきこもりの定義」を考えてみてください。

第2部

家庭訪問に家族支援、家族会、当事者会、居場所の提供、ひきこもり支援には様々なアプローチがある中、ひきこもり支援の課題と求められる支援とはなにか? あらためてひきこもりへの支援を見直して再構築できたらと考えます。

スタッフK
スタッフK

とかく時間がかかると語られるひきこもり支援。何年もひきこもっていた人に何年かけて会えた、家庭訪問を何年も続けて居場所につないだ……とか。

当事者に寄り添った支援に時間がかかるのは当たり前ですが、ほんとうにその長い時間が必要だったのか? 検証も必要だと考えます。

家族支援や居場所、アウトリーチ支援は何のために行われているのか本質を考え、今後の支援に活かしたいと思っています。

第3部

ひきこもりの早期発見・早期支援、予防やひきこもりご家族の心のケアなど、ひきこもりの支援を拡充するには地域の理解者と支援者が不可欠です。どうやったらひきこもりについての理解と支援を広められるのか、みなさんの知恵をお貸しください。

スタッフK
スタッフK

ちょっとした心と体のメンテナンスのつもりの休養がひきこもりに至ってしまうのは、ひきこもりの正しい理解が広まっていないからというのが大きいかと思います。

課題の発見も支援も予防も正しい理解から。

みんながひきこもりについて理解できれば支援者も増えるんじゃないかと思います。

どうやれば社会にひきこもりついての理解を広められるのか、一緒に考えてください。

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